動画制作で発生しがちなトラブルに「見積もりより費用がかさむ」ことがあります。
「え?じゃあ、見積もりってなんなのよ!」
と言いたくなりますよね。実際に弊社で発生したトラブル(には至りませんでしたが。。。)事例をご紹介します。
動画制作までのフローから考える費用構造
撮影して素材提供するケースとは異なり動画制作となると、仕上がりのイメージをお互いが正しく共有する必要があり、事前の準備が大切です。具体的には
ヒアリング・・・要望を具体的に文字にして見える化します
コンセプト・・・ヒアリングから誰に、いつ、どこで見せるかを考え方針を決めます
構成・シナリオ・・・コンセプトを実現するための設計図です
撮影・・・設計図に基づきつつ現場でのひらめきも交えながら進めます
編集・・・シナリオと現場からのフィードバックを受けて作り込みます
クロージング・・・データやDVD等で納品します
それぞれに費用が発生しますので手戻りなく進めることもノウハウのひとつです。
参考
あれ?現場ができてない・・・
建物の竣工を記念して、施工会社からのご依頼でした。
「事務機器が入る前の状況ならキレイに撮れると思います」
とのことで、建物側の工期最終日に伺いました。翌日からは事務機器が入り混み合うので「ここしかない」というタイミングですよね。
と、いうことで伺ったのですが「あれ?めっちゃ人いる。職人さんも行き交ってるし。日にち間違えたかな?」と思うくらい大賑わいの現場でした。そこへ監督さんが「実はまだ作業が残ってて今夜までかかりそうなんです」と。
「えー!どうやって撮るんですか!?」
という心の声が届いたのか
「撮影する場所は片付けますので」
と、ご協力いただけることになったのですが、それでもシートがかかってたり、資材が置いてあったりと予定の半分くらいしか撮影ができませんでした。
もうおわかりですよね。
予定していた撮影ができずに撮影日数が増えてしまったのです。
撮影予備費という保険を
建設現場においては「完工予定日」が絶対です。皆さんそこに向かって仕上げていきますが、どうしても遅れが出ることあり、最終日の深夜までになんとかする、という雰囲気は現場で感じます。一方で動画の撮影は「おまけ」でもあり工程には組み込まれていないため、現場の邪魔をしないよう撮影するしかありません。このときは見積もり時点で「追加の撮影が発生した場合」を見込んでいたため、費用はかさみましたがトラブルには至っていません。これらを見込まずにタイトな見積もりにしてしまうと、状況によってはお互いに困ってしまいます。
予定とおりに撮影が進めば、もちろんその費用は発生しませんし、弊社事情で撮影が延びた場合も費用は発生しません(例:機材トラブル)。
逆に、その日の現場で撮れる素材で編集、というのももちろんあります。
不安な場合は事前にご相談ください!こちらもできる限り事前に説明するようにはしております。
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